検査結果の読み方と確認手順
Last updated 2026-09-07
スコアより先に症状を確認
WebsiteInfoは公開DNS、TLS・HTTP応答、一部の公開ファイルを観測します。サーバーへのログインやソースコードの監査は行いません。高得点でも店舗の信頼性やサイト全体の安全性を保証するものではありません。
サイトが開かない場合はDNS、証明書、転送先から確認します。送信メールの問題はSPF・DKIM・DMARCを合わせて調べます。ヘッダーだけの警告なら、追加によるアプリケーションへの影響を先に確認してください。
例: DMARCがあってもメールが失敗する
v=DMARC1; p=rejectが公開されていても、ニュースレターの認証成功を意味しません。実際に受信したテストメールのAuthentication-Results、表示上のFrom、DKIM署名ドメインを確認します。この例は仮定であり、特定ドメインの実測結果ではありません。
DMARCには、Fromと整合するSPFまたはDKIMの成功が必要です。別ドメインのreturn-pathでSPFが成功するだけでは不十分です。ポリシーを強化する前に、問い合わせフォーム、請求システム、ニュースレターなど全送信経路の整合性と集計レポートを確認してください。
DKIMが見つからない理由
探索するセレクターはgoogle、default、selector1、selector2、k1、mail、dkim、s1の8個です。他の名前なら設定済みでも検出できません。公開鍵の存在も、実際のメール署名の成功を証明しません。
メールのDKIM-Signatureからs=とd=を取り、dig +short TXT SELECTOR._domainkey.DOMAINのプレースホルダーを置き換えて確認します。受信側のAuthentication-Resultsと提供元の設定を照合します。秘密署名鍵を公開ツールに入力しないでください。
DNSと検査時刻
伝播チェックはGoogle、Cloudflare、Quad9、KTのAレコードを比較するもので、世界中を調べるものではありません。CDNは地域ごとに異なるアドレスを返すこともあります。意図した構成と比べて判断してください。
通常は1時間以内の保存結果を再利用します。設定変更後は検査時刻を確認し、必要なら再検査します。それでもDNSリゾルバーのTTLが切れるまでは古い応答が残る場合があります。全体の要求制限時には古い保存結果を表示する場合もあります。DNSSEC欄はDSレコードの存在確認であり、信頼チェーン全体の検証ではありません。
証明書と転送先
CDN利用時の公開証明書は訪問者とCDN間の接続を示します。CDNとオリジンサーバー間の証明書まで確認できるわけではありません。オリジンTLSエラーはホスティング管理画面で別途確認します。
転送先が表示されたら意図したホストか確認し、通常ドメインとwwwの両方を使う場合は両方を調べます。このサーバーからの接続成功は全クライアント・全TLSバージョンへの対応を意味しません。
ヘッダーの存在だけで判断しない
ヘッダー欄は主に検査したHTTPS応答での存在を見ています。緩いCSPも存在として検出されます。逆に設定のコピーで決済や埋め込み機能が壊れる場合があります。
開発者ツールで実際の応答を確認し、CSPはContent-Security-Policy-Report-Onlyで実際の操作を試してから強制します。HSTSはHTTPSの安定動作を確認してから設定します。includeSubDomainsはサブドメインにも影響します。転送後の応答と主要な内部ページも再確認してください。
変更前後を記録する
ドメイン、検査時刻、項目、変更予定の設定を記録し、一度に一つ変更します。実際のメール送信やページ表示で確認してから再検査し、元の設定も保存します。判定へのお問い合わせには公開結果URLと時刻を添え、パスワード、Cookie、秘密鍵、個人メール本文は除いてください。